妊娠と歯周病
/
症状から記事を探す
みなさん、こんにちは!
最近、妊婦さんの検診も非常に多くなっています
そこで、今回は妊娠と歯周病についてお話したいと思います。
妊娠中期から後期(妊娠16週以降)になると女性ホルモンの増加に伴い、歯茎からの出血や発赤、腫脹が起きやすくなります。
これが “妊娠性歯肉炎” です。
妊娠中に歯周病にかかっている妊婦さんは、早産 (妊娠22-36週での出産) や 低出生体重児 (出生体重が2500g未満) のリスクが高くなることが分かってきています。
しかし多くの場合、しっかりとしたクリーニングにより炎症を最小限に抑えることができ、そのリスクを下げることができます。
母子手帳にも
「虫歯や歯周病などの病気は妊娠中に悪くなりやすいものです。歯周病は早産等の原因になることがあるので注意し、歯科医師に相談しましょう」
と記載されております!
妊婦さんのお気軽に検診、治療にいらしてくださいね
高橋