インプラント周囲炎
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こんにちは!
歯科衛生士の加藤です。
最初コロナウイルスが蔓延した事により
かかりつけの歯科クリニックに通えない患者さんが増えている印象を受けます。
理由は様々ですがテレワークが進み
職場付近に通院されていた患者さんが
メンテナンスに通院できなくなっているように感じます。
メンテナンスに通院されていない患者さんの中には
インプラント治療をされた後のクリーニングができず
知らない内にインプラント周囲粘膜炎や
インプラント周囲炎になっている患者さんもいらっしゃいます。
インプラント周囲粘膜炎は文字通り
インプラント周囲の歯肉が炎症を起こして
歯茎が腫れてしまっている状態です。
インプラント周囲炎はインプラント周囲の歯肉の炎症が進行する事で
インプラントを支えている歯槽骨にまで影響をもたらし、
インプラントを支えている骨を溶かしてしまっている状態です。
噛み合わせやブラッシングのコントロール不足によってインプラント周囲粘膜炎から
インプラント周囲炎へと進行していきます。
特殊な組織構造を持つインプラントだからこそ定期的なメンテナンスを受けて
インプラント周囲粘膜炎の段階で治療を受ける事が大切になります。
当院ではインプラントメンテナンスに対して勉強会を行い、
セルフケアに対するご指導やレントゲンによる精査
口腔内写真による状態の記録、噛み合わせなど患者さん
一人一人にあったメンテナンスを心掛けています。
衛生士 加藤