精密入れ歯

歯を失った方

事故やケガ、虫歯、歯周病などで一部または全ての歯を失った方は入れ歯が必要です。
また、歯が欠けたり抜けたりして食べ物をうまく噛むことができない方も該当します。

顎の骨が減少している方

歯を支える顎の骨が減少しており、インプラントが難しい方に入れ歯を検討いたします。

発音や食事に支障がある方

事故やケガなどで歯が欠損してしまい、発音が不明瞭になったり食べ物を噛み砕いたりすることが難しい方は入れ歯が必要になります。

歯の欠損により食べ物を十分に噛むことができず、消化不良や栄養不足を引き起こす可能性があります。
また、硬い食べ物を避けるようになり、食事の選択肢が制限されてしまいます。

歯がないことで発音がしにくくなり、話すときに不明瞭になってしまうことがあります。
言葉を正確に発音できず、コミュニケーションに支障が出る場合があります。

隣接する歯が欠損部分に傾いたり移動したりしてしまい、放置してしまうと歯並びが乱れる場合があります。
歯並びが乱れると噛み合わせが悪くなり、咬合力のバランスが崩れる原因にもなります。

飲食をする際に歯茎が傷つき、口内炎や痛みを引き起こしやすくなります。
歯茎の炎症から、細菌による感染症リスクが高まります。

歯がないことによるストレスやコンプレックスが生じることがあります。
ご自身の笑顔に自信が持てなくなり、人前での会話や食事を避けてしまい、自信喪失に繋がってしまいます。

素材

主にレジン（プラスチック）を使用
金属製のクラスプ（留め具）が一般的

機能性

基本的な機能を備えているが、フィット感や耐久性に限界がある
調整や修理が必要になることが多い

見た目

限られた素材のため、やや不自然に見えることもある

費用

国の保険制度によって一部費用がカバーされるため、比較的安価

素材

高品質な素材が使用される（例：金属床やセラミックなど）
軽量で丈夫な素材を選べる

機能性

個々の口腔内に合わせた精密な設計で、フィット感が良い
耐久性が高く、長持ちする

見た目

自然な歯に近い見た目を追求できる
色や形も細かく調整可能

費用

保険が適用されないため、全額自己負担となるが、その分高品質な仕上がりが期待できる

歯がまだ残っている場合に使用します。
欠損している歯を補うために、残っている歯に金属のクラスプ（留め具）を引っ掛けて固定します。

すべての歯を失った場合に使用します。
上顎または下顎全体を覆う形で作られ、吸着力や接着剤を使って固定します。

入れ歯に慣れるまでには時間がかかることがあります。
焦らず、少しずつ使用時間を増やしていきましょう。
また、入れ歯の使用により口腔内の状態が変化することがあります。炎症や痛み、口内炎などの異常が見られた場合は、すぐに歯科医師に相談してください。

一日の終わりに、入れ歯を外して専用のブラシとクリーナーで洗浄し細菌の繁殖を防ぎます。
通常の歯磨き粉は研磨剤が含まれているため、入れ歯を傷つけることがあるので清掃時は避けましょう。

入れ歯を使用しない時は、乾燥しないように水や専用の容器に保管します。
高温や直射日光を避け、入れ歯の変形や変色を防ぎましょう。

毎日の清掃

入れ歯は毎日清掃を怠らないようにしましょう。
歯ブラシや特別な入れ歯用ブラシで歯面と内側を丁寧に洗浄しましょう。
柔らかい歯磨き粉または入れ歯用クリーナーを使用して清掃します。

取り扱いの注意

入れ歯を取り扱うときは、洗面台の上など清潔な場所で取り扱うようにしましょう。 落とした時に破損しないよう柔らかい布などを敷くことをおすすめします。

口腔内の清潔

入れ歯の装着前後は、歯磨きやマウスウォッシュなどで口腔環境を清潔にしましょう。

歯科医院での定期的なチェック

歯科医師による定期的なチェックを受け、入れ歯のフィット感や状態を確認しましょう。
不具合があれば、修理や再調整を行います。

クリーニング

歯科衛生士による専門的なクリーニングを受けましょう。
入れ歯の表面や裏面など、汚れが溜まりやすい箇所を重点的にクリーニングします。

調整と修理

入れ歯に破損やゆるみが生じた場合は、すぐに歯科医師に相談しましょう。
フィット感やかみ合わせに違和感を感じる際も調整を行いますのでご相談ください。

当院では、お口の中に入れても違和感のない入れ歯治療を重視しています。
「食べ物をかみ切れない」「すぐに外れてしまう」「歯茎に当たって痛い」など、入れ歯でお困りの患者さまはたくさんいらっしゃいます。
当院では、入れ歯への悩みを抱えたままでは、生活の質まで低下してしまう可能性があると考えています。
その考えから、繊細なお口の中に合う精密な入れ歯の作製をしていますので、入れ歯でお困りの患者さまは、ぜひ一度当院にお越しください。

新横浜エス歯科クリニック院長
花澤 昌宏